本殿(ほんでん)・・・ 神が宿るとされる神体を安置する社殿のことである。本殿は人が内部に入ることを前提としていないため、拝殿より小さいことが多い。


拝殿(はいでん)・・・祭祀・拝礼を行なうための社殿である。通常、神社を訪れた際に見るのはこの拝殿である。一般の参拝は拝殿の手前で拍手を打って行なうが、お祓いなどのため拝殿に入ることがある。


幣殿(へいでん)・・・祭儀を行い、幣帛を奉る社殿である。独立していることもあるが、拝殿と一体になっていることが多い。幣殿を持たない神社もある。


廃仏毀釈令(はいぶつきしゃく)・・・仏教寺院・仏像・経巻を破毀し、僧尼など出家者が受けていた特権を廃するなど、仏教に対する攻撃を指す。明治維新後に成立した新政府が1868年(明治元年)3月に発した。


神仏習合(しんぶつしゅうごう)・・・土着の信仰と仏教信仰を折衷して、一つの信仰体系として再構成すること。


供僧(ぐそう)・・・神仏に給仕をし、国から禄をもらう僧侶のこと。


宮号(みやごう)・・・皇室とゆかりのある神社の称号。


重要文化財・・・日本に所在する建造物、美術工芸品等の有形文化財のうち、文化史的・学術的に特に重要なものとして文化財保護法に基づき国(文部科学大臣)が指定した文化財を指す。


祭神(さいじん)・・・ある神社について、そこに祀られている神を指す言葉。


若宮(わかみや)・・・本宮の祭神の子をまつった神社。


応神天皇(おうじんてんのう)・・・第15代の天皇(在位:応神天皇元年(270年)1月1日 - 同41年(310年)2月15日)。実在性が濃厚な最古の大王(天皇)とも言われるが、仁徳天皇の条と記載の重複・混乱が見られることなどから、応神・仁徳同一説などが出されている。


神功皇后(じんぐうこうごう)・・・古墳時代の皇族(王族)。仲哀天皇の皇后。応神天皇の母。


比売神(ひめのかみ)・・・神道の神である。


仁徳天皇(にんとくてんのう)・・・日本の第16代天皇(在位:仁徳天皇元年(313年)1月3日 - 同87年(399年)1月16日)。日本で最大の規模を誇る前方後円墳で有名。


桁行(けたゆき)・・・桁がかかる方向、または桁を支える両端の柱の中心から中心までの距離を意味する。一般的には棟(むね)と平行する建物の長手(ながて)方向をいう。


梁間(はりま)・・・桁行と直交する梁(はり)の通る方向のことで、一般的には建物の短手(みじかて) 方向をいう。


南北朝騒乱・・・1336年(延元元年/建武3年)に足利尊氏による光明天皇の践祚、後醍醐天皇の吉野遷幸により朝廷が分裂してから、1392年(元 中9年/明徳3年)に両朝が合一するまでの争いをいう。

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